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A NET ~あねっと~       移住×農業 その後の雑記

   ― No Where(どこにもない)がNow Here(いまここ)になるとき ―

山が3回白くなったこと

 朝、通勤の途中。

 二王子岳が3度目の雪化粧。次の寒気で里にも雪が降るだろうか。コメ農家の秋は短い。8月の末から10月の頭まで稲刈りをしているせいか、気づくと晩秋になっている。春の忙しさの中では夏も秋も来る気がしなかったのに、また冬になってしまった。街に住んでいた頃はこんな季節体感なかった。若かったというのはあるけれど、晩秋から初冬にかけてのこの寂莫とした侘しさ。夕方になると本当に闇。温かい我が家に帰ることばかり考えてしまう。雪が積もってしまえばまだ気持ちも明るくなるというもの。朝は道路を走る除雪車や庭先の除雪をする人で賑わい、夜も雪明かりで真っ暗になることはない。

 

 

 山頂行きリフトのオイル交換に来ました。車では登れないので、山頂手前のリフトに荷物を載せて運び、さらに山頂行きリフトの乗り場まで手で運びます。所々に昨夜降ったであろう雪が残っています。

 

 

 

 

 

 

 正面の山の間からは日本海が見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 街に暮らしていた時は人しか見えなかったけれど(若かったから)、今は山も川も海も毎日よく見える。それでどうかというと、まぁ、人のダークサイドはほとんど気にならなくなる。だから心の闇のようなものに疎くなる。人の心の奥(あるのならば?)にあんなに敏感だった時期があったのに、それを語る言葉が今ではもうわからない。僕が今ここに住むのは妻と出会ったからでしかないのだが、若い自分にあった何かと決別したかったのも本当だろう。農業という仕事にも導かれ、これがチャンスだと思ったこともあれば、これは間違った道だったと思ったこともある。

 

 

 

 

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 稲作と人間を関係づけたポエムができないだろうかと試行錯誤しています。天に向かう稲姿を見ながら、稲のこの力を前向きな生命力のある言葉にしたい。そして僕自身が一番励まされたい(笑)。商業としての農業はもちろん大事なのだけど、僕自身は何よりも人として成功する自分の人生でありたいなと願うのです。そんな目標を立ててしまうと、もう日々勉強としか言えない。失敗しても日々勉強といって逃げきってます(^^;