A NET ~あねっと~       移住×農業 その後の雑記

   ― No Where(どこにもない)がNow Here(いまここ)になるとき ―

日曜日と、僕は田舎暮らしに憧れていたのかということ

 朝9時前まで寝る。田んぼに稲がないのだからたっぷり眠ろう。春・夏・秋の過労スケジュールがあったことなど噓のようだ。こんなにダラダラしていて無事に春を迎えられるのだろうかと、まだ本格的に雪が積もる前から考えている。

 

 農山村再生・若者白書2011を読んでいる。最初の方に「自分と向き合う力」について書いてありましたが、農村生活者はその力が強いということ。例えば都市部では仕事・家族・地域という3つの円が自分のアイデンティティーとして重なり合っている必要が必ずしもなくてよいわけです。しかし、農村部ではこの3つの円が大きく重なるので逃げ場がないというのです。それが自分と向き合う力を強くするのだと。

 

 確かに・・・(^^;

 

 僕自身、田んぼ仕事は顔の見える地域の全員が僕を良くも悪くも評価するし、家族内での生活態度はどこからか漏えいしているし(笑)、そもそも地域の行事にでないという選択肢などありえないわけで・・・。

 

 協力隊で参加した方々もこのように自分自身から逃げられない重さが最初は嫌になるんですって。本の中では「自分の表面が剝ぎ取られるわけです」なんて表現になってますが、まぁ、それは僕もわかる。うんうん。それで、次第に、いつの間にか受け入れられるようになると自分の殻を打ち破って、謙虚さに磨きがかかり、いきいきと活動できるようになるそうです。これもわかる。(笑)

 

 ちょっと読んだだけで秘密の奥義の修行の巻物のようです。

 

 で、僕自身はどうだったのか考えるのです。農業もアリかなと思ったとき、さすがに今のような濃密な人間関係の渦中にいることまでは想像できませんでした。基本的に全部がワンセットで完成するので、まぁ今どき消防団に入らなくても別にいいんだけど、僕にはやはり消防団に入らないという選択肢はなかった。ま、ポンプのエンジンのかけ方まともに覚えてませんが。入っていればとりあえずヨシ。(笑)

 

 (笑)が多くてよろしくないなぁ。

 

 で、僕は農村暮らしに憧れていたのかといえば、たぶん憧れていた。妻と出会うことになったスキー場の住み込みバイトに行ったのは、自然の中で生活してみたかったからだし、自分探しと言ってしまえば自分探しの途中でもあった。もうそんなことも言っていられないのですが・・・(^^;